平成22年12月定例会その10

 決して逃げるわけではございませんが、何度か議員の皆さんもおっしゃったように、上三川にはまだパワーがないのだ。何のパワーですかと。いろいろなパワーです。人材も不足です。しかし、ほかから入れるわけにはいかない。そして、もう1つは、国がやっていること、県がやっていることと町なんかではこんなに違います。したがって、町のレベルというのは、低い、高いではなくて、このレベルなのです。これからそういうものを直していかないと、町だって一本立ちできませんからよくないと思いますが、いずれにいたしましても、ご指摘を受けたことについては、これは私の責任でもございますので、やはり、もう一度、課長、きちんとした形で教育していかないと。
 何度も議員から言われました。だれのための行政なのだと。私、ほかに飛びますが、野球の監督を23年、しておりました。だれのための監督なのだ。学校でも父兄でもない、全く行政も、だれのための町長なんだと。それは絶対に町民の皆さんのための町長です。そういうときに、あれ、町長がやっていないけれども関係がないじゃないかと、こういう日本になりつつあるということです。そういう意味では、職員の不祥事や、あるいは、こういう総合計画をつくっていくというときに、だれもいない。ご指摘のとおりです。でも、今までの行政がよくない部分と、また、各界各層からのご意見を聞いていくということ、これはやはり必要なのだろうと思います。議員の皆さん、そして、それぞれ、うちにも自治会長を含めてたくさんの団体がございますから、そういう団体の皆さんのご意見をちょうだいしていく。そして、この中で叩いていく。もしそれがよくないということになれば、最後の責任は町長が取るべきだと思います。ですから、これからもっともっと頑張っていかなければいけないということは十分承知しておりますので、また、いろいろなときにご意見をいただければありがたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
委員長【津野田重一君】
 勝山委員。
1番【勝山修輔君】
 私は、町長と話すためにここに来ているのではありませんと、もう何十回、言ったのですか。別に私は町長の敵でもないですし、ただ、町長に不満があるとすれば、昔の町長に戻ってほしいという意見だけなんです。私ぐらいこうやって言わないと、つくったことに責任は持たない、やったことに責任は持たない、やめてしまえばそれで終わりだという人ばかりでつくられたのでは困るということを言っているのです。つくったからには、つくったものを最後まで見届けてやるよ、おれがつくったんだよ、おれが役場にいるときに立案したんだよ、やめたんだけど、おれはそのつくった限り、10年後にああなっていたよということを言ってくれるような人が残っていれば、こういう問題は起きないのです。また、私も聞かないということです。つくったことがない、じゃあ、あの分厚い本は1つ、幾らかかったんですかと、私は12月に質問をしました。2つ、本はつくりましたと。幾らかかったんですか。私は、その値段すらいまだに聞いていません。あんな分厚い本をつくって、あれを読んだ町民が何人いるんですかというんです。その分だけほかに使ってくださいよ。株式会社ぎょうせいをもうけさせるためにこの議会を開いているわけではないんですから。そうでしょう。